さらに軽く、進化した反発力を実現!最新作「ADIZERO ADIOS PRO 4(アディゼロ アディオス プロ 4)」登場
目標達成や速さを求めるランナーにとって高速レーシングシューズは欠かせない。この度、ランナーに根強い人気を誇るADIZEROシリーズに最新モデル「ADIZERO ADIOS PRO 4(アディゼロ アディオス プロ 4):以下、ADIOS PRO 4」が11/27(水)に発売された(※1 ※2)。一般販売に先立ちフルマラソン2時間45分55秒のタイムを持つアルペングループスタッフの国松さんが9月に行われたアボット・ワールドマラソンメジャーズのひとつベルリンマラソンにADIOS PRO 4を履いて出走。実際にフルマラソンを走った際に感じたADIOS PRO 4の進化したテクノロジーについてお話を伺った。
※1 ADIOS PRO 4については、11/27(水)に限定カラーが発売され、本文で紹介しているホワイトカラーは2025年1月中旬に発売予定です。
――ベルリンマラソンを走ってみていかがでしたか?
ベルリンマラソンは今回が50周年のメモリアルな大会で、去年より参加者を増やして6万人が出走したのですが、まさにお祭りでしたね。コースもフラットな上、終始天候もよく、非常によいコンディションでスタートを切ることができました。
ベルリンマラソン完走後の国松さん。パンツにも50周年のアニバーサリーロゴが
――ADIOS PRO 4を履かれてみた第一印象はいかがでしたか?
ひとことでいえば「スーパーライト」。片足重量で27cmサイズが200gと、従来モデルから10g以上軽量化されており、もの凄く軽いです。跳ねる感覚も非常にいい。気泡の詰まったミッドソール「LIGHTSTRIKE PRO(ライクストライク プロ)」もよりソフトでバウンスを感じられるものになっています。ミッドソールの気泡の数が増えているので、密度が小さくなった分、軽い上に、より跳ねる。
軽量な上にバウンス感もあるADIOS PRO 4
――ベルリンマラソンを走った際のADIOS PRO 4の履き心地はいかがでしたか?
ストライドが自然と伸びてくる感覚があって自分の走法にすごく合っていると思いました。腰高で上から押して走るようなストライド走法にはハマっているかなと。反発性がいいので前作と同じくらいの力を入れても身体が従来モデルより持ち上がり、腰をより高い位置にキープできます。
ADIOS PRO 4の反発を活かすことで腰を高く保てる
――ベルリンマラソンのような本命レースで好記録を出すために必要なことは何だと思いますか?
無意識のレベルで自分のレースペースをどれだけマッチングできるかが重要だと思います。キツくないけれど余裕過ぎないくらいのペースをランニングウォッチを見ずに走れるくらいまで落とし込めると、フルマラソンが楽に走れると思います。よく「リズム感を持ってジョグやペース走をする」といいますが、その真意は多分そこなんじゃないでしょうか。練習の段階では1kmや、トラックであれば400mあたりの周回ペースを見ながら走りますが、レースに活かすとなった時、日常的に走っているリズムを自然と刻めるようになると理想的だと思います。
その点、ADIOS PRO 4はリズムを刻みやすいと思います。足を踏み込む際、反対側の遊脚は離地からのすり替えを行いますが、シューズ自体が軽いのでストレスフリーにぐっと前に足を持ってこられます。それにより軽快にリズムを刻むことができる。また、レスポンスの早さも今回特徴的だと思っています。足で地面を踏んでシューズからリターンが返ってくるまでのタイムラグがかなり少ない。反発性が増したことにより、接地時間の短さ、リズムの刻みやすさにつながっていると思います。
――今回、前足部にカーブがついていますが
個人的にはロッカーのポイントが若干つま先寄りになっている印象を受けますね。その分自分で地面を捉えて、前に蹴り出していく感覚を得やすくなっている。そのため、今作はレースだけではなく、トラックでのインターバルにも使いやすいシューズになっていると思います。VO2MAXやレペティションみたいなトレーニングをされたい方はトレーニングでも使っていただけるのではないでしょうか。
前足部は反り上げるようにカーブしている
――アッパーも伸縮するメッシュ「LIGHTLOCK(ライトロック)」に刷新されていますが
フィット感はもの凄く上がっています。前作のテクスチャーより柔らかい感覚があると個人的には思っています。人によっては履くシューズによって踵が擦れて血が出る方も一定数いると思いますが、今回ベルリンマラソンで実際にADIOS PRO 4を使ってみて、そのエラーは全くありませんでした。何故そのエラーが起きないのかは、恐らくフィット感が高まったため。接地の際の前後や左右のズレをアッパーがぐっと固定してくれる。その分、シューズの中で足が動かず擦れがなくなったのではないでしょうか。スキマが抑えられている分、より軽くもなっています。
ピタッとしたフィット感が特徴のアッパー「LIGHTSTRIKE PRO」
――今回からアウトソールにLIGHTTRAXION(ライトトラクション)が搭載されましたが
非常に軽量でグリップ性のあるラバーです。ベルリンマラソンを走った際、エイドには6万人のランナーが一斉に集中するので、路面はびしょびしょに濡れていました。しかも、ランナー同士交差するのでイレギュラーのパラレルの動きをする必要があったのですが、グリップが効いたおかげで滑りませんでした。
シューズはベルリンマラソンの1ヶ月前にいただいて練習で30kmのランを行いました。正直、薄くて透明なので、耐久性はあまりないだろうと思っていた。けれどレースでも履いてゴリゴリ走っていますが、ダメージを感じません。耐久性はもの凄くいいです。見た目でLIGHTTRAXIONの耐久性を懸念される方がいると思いますが、全然問題ないですよ。断言できます。
アウトソールには透明なLIGHTTRAXIONを搭載。見た目以上の耐久性を発揮する
――デザインについてはどう感じましたか?
最高にカッコいいと思います。今回スリーストライプのライン自体をミッドソールにまで広げたデザインになっていますが、このデザインがスピードやバウンスといった機能にもつながっている気がします。あと、踵の部分に「This Shall to pass(もう一歩先へ)」といメッセージが隠されていて可愛い。側面にもゴールラインの意匠や39がドットで入っていて面白いです。
3本線がミッドソールにまで伸びた流線的なデザイン
踵の折り返しを広げるとメッセージが
「39」がうっすらとドットで表現されている
――おしまいに、これからレースを走るランナーにひとことお願いできますか
まずは目標に向けてトレーニングを積んでください。トレーニングはやったらやった分だけ結果につながってくると思います。その上で最後の仕上げとして、レース本番で着用するシューズが重要になってきます。これはやっぱりご自身のモチベーションが上がるもの、自信をつけてくれるものを選ぶ。そういったアイテムがあれば、自信を持ってレースに臨むことができると思います。ADIOS PRO 4は、お客様に手に取っていただいた際に「これは行けるかな」と感じていただける、我々もおすすめできるアイテムです。これからレースで自己ベストを目指そう、目標を達成しようという方はADIOS PRO 4で決めていただければと思います。
国松さんが太鼓判を押す「ADIZERO ADIOS PRO 4(アディゼロ アディオス プロ 4)」は、お話を伺う中でもかなり心揺さぶられるものがあった。次のターゲットレースで決めたいと思っている方は是非、お手に取ってみてほしい。
■アディダス ランニングシューズ特集ページ
※2 アルペングループでのADIZERO ADIOS PRO 4の取り扱い店舗は下記の通りとなります。
・Alpen TOKYO
・Alpen FUKUOKA
・Alpen NAGOYA
・スポーツデポ 帯広店
・スポーツデポ 郡山南店
・スポーツデポ 前橋吉岡店
・スポーツデポ 川崎店
・スポーツデポ フラッグシップストアテラスモール湘南店
・スポーツデポ 沼津店
・スポーツデポ 岐阜県庁前店
・スポーツデポ MOZOワンダーシティ店
・スポーツデポ 小牧店
・スポーツデポ 福井大和田店
・スポーツデポ なんばパークス店
・スポーツデポ 加古川別府店
・スポーツデポ 福山店
・スポーツデポ 高松伏石店
・スポーツデポ 太宰府インター店
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