走る、拾う、つながる――沖縄初上陸。スポーツデポ フラッグシップストア天久店リニューアルオープンに先駆け、Alpen Group Presents「プロギング for the Earth」開催!
2000年、沖縄に初上陸した「スポーツデポ 天久店」。25周年を迎える2024年11月22日(金)にスポーツデポ旗艦店「スポーツデポ フラッグシップストア天久店」として生まれ変わり、お客様がワクワクするような、臨場感のある売場へリニューアル。最新の加工設備の導入によるサービス向上や、沖縄初上陸のブランドを取り揃えるなど、品揃えもより一層パワーアップします。さらに、豊崎店と具志川店も同時リニューアルで、新たなスタートを切った沖縄県下すべてのスポーツデポ。様々なスポーツの体験の場を創出することで沖縄県の目指す「スポーツアイランド沖縄」、アルペングループの創業から変わらない想い「スポーツをもっと身近に」という双方の実現に向け、沖縄のスポーツシーンが一気に活気づくことが期待されています。
そのリニューアルに先駆け、2024年11月17日(日)、那覇市にてAlpen Group Presents「プロギング for the Earth」が開催されました。全国各地で大好評を博しているこのイベントが、ついに沖縄に初上陸!スポーツ用品を取り扱うアルペングループが手掛けるこの企画は、「自然や街がきれいであってこそ、スポーツはもっと楽しくなる」という理念のもとスタートしました。
これまでに東京、愛知、大阪、広島、福岡など全国10か所以上で開催され、多くの参加者を魅了してきた本イベント。今回、沖縄で新たな仲間を迎え、さらに広がりを見せたその模様を詳しくレポートします。
沖縄の朝に響く笑顔と拍手――プロギングイベント開催レポート
那覇市で行われたプロギングイベントには、親子連れやランニング愛好者、さらには環境問題への意識を持つ多彩な人々が集まりました。総勢70名を超える参加者が、笑顔とともに特別な時間を共有。ジョギングとゴミ拾いを融合した新しいフィットネス「プロギング」は、単なる運動の枠を超え、人と環境をつなぐ特別な活動です。この日は、その魅力が沖縄の地に深く刻まれた一日となりました。
足元から世界を変える――イベントの幕開け
イベントのスタートは、プロギングジャパン会長・常田英一朗氏の挨拶から。
「プロギングはジョギングとゴミ拾いをかけ合わせた“フィットネス”です。
ですので皆さん、今日は『たくさんゴミを拾いに来た』という気持ちではなく、『気持ちがいい朝の運動をしに来た』そんな気持ちでご参加いただけたら嬉しいです」
このライトさが全国でプロギングイベントが人気な理由。
東京、愛知、大阪、福岡など、全国10ヶ所以上で成功を収めてきたプロギングイベントが、ついに沖縄に初上陸。参加者たちは、この新しい挑戦に胸を踊らせながらスタートを迎えました。
続いて、スポーツデポ 天久店(2024年11月22日(金)にスポーツデポ フラッグシップストア天久店にリニューアルオープン)の店長代務である山田さんからも熱いメッセージが贈られました。
「皆さん、おはようございます!スポーツデポ 天久店の山田です。今日は気軽に“だーやま”と呼んでください!天気が心配でしたが、晴天の中で皆さんと活動できて本当に嬉しいです。楽しくゴミを拾いながら、フィットネスを満喫しましょう!」
山田さんのフレンドリーな呼びかけに、参加者からは笑顔と「よろしくお願いします!」の声が返されます。初対面の人々同士でも自然と会話が弾む雰囲気が、このイベントの大きな魅力でもあります。
那覇市まちづくり協働推進課・屋比久尚也さんの挨拶
「まずはスポーツデポ・天久店が25周年を迎えたことについて、心からお祝い申し上げます。私自身もスポーツが好きでずっと続けており、おそらく今日着ているこのTシャツ以外のスポーツ用品は、ほとんどスポーツデポさんで調達しているんじゃないかと思うくらい、日頃から利用させていただいています。
今日ここに集まっている皆さんも、初めて会う方が多いかと思いますが、この機会をぜひ活かしてみてください。「ジョギング頑張ってますね」とか、「ゴミ拾い活動素晴らしいですね」といった何気ない声かけからでも、お互いを知り合い、楽しく交流ができる場になればと思います。それでは、「プロギング」をみんなで楽しくやっていきましょう!よろしくお願いします!」
那覇市議会議員 坂井浩二さんの挨拶
「皆さん、おはようございます。那覇市議会議員の坂井浩二です。本日は、アルペングループ・スポーツデポ天久店の沖縄出店25周年を記念するAlpen Group Presents『プロギング for the Earth』にお招きいただき、ありがとうございます。
このような素晴らしいイベントが地域で開催されることを大変嬉しく思います。那覇市としても、市民の健康増進や環境美化活動をしっかりと支援し、こうした取り組みを応援していきたいと考えています。今日は、スポーツを楽しみながら街をきれいにする素晴らしい機会です。子どもたちも含め、皆さんで楽しい時間を過ごしながら、心も体も健康になっていただければと思います。どうぞ親子で思いっきり楽しんでください!」
豪華ゲスト陣が会場を熱くする
イベントの盛り上がりに拍車をかけたのは、特別ゲストたちの登場でした。石垣島マラソンやトレイルランニング大会で優勝経験を持つランナー・宮島萌さんがマイクを握ると、参加者の期待感が一気に高まります。
「今日は5キロのコースを走ります!皆さんと一緒に楽しくゴミ拾いができるのを楽しみにしています!」
さらに、沖縄のプロバスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングス」のダンサーズと、そして愛らしいマスコット・ゴーディーも登場。ダンサーズたちの華やかなパフォーマンスとゴーディーのユニークな動きに、会場は笑顔と歓声に包まれました。
沖縄の街を駆け巡る「プロギング」で体感する一体感と達成感
各自の紹介や挨拶が終わると、全員でのウォーミングアップからスタート!プロギングが初めてという人も多い中、主催者から「効果的にゴミを拾うコツ」が丁寧にレクチャーされます。
・視線を遠くに置いて素早くゴミを発見する
・横からスムーズに拾い上げ、体に負担をかけない動作を心がける
・ランジの姿勢を取り入れ、運動効果を高めながら拾う
初心者も経験者も、それぞれのペースで体をほぐしながら準備を整え、いよいよスタートラインに立ちました。
自分のペースで選べるコースと新しい仲間との出会い
参加者たちは、体力に応じた2種類の距離から自分のペースに合ったコースを選びます。参加者の中には、親子連れやランニング初心者、地元の環境保護活動に関心を持つ人々、県外からの観光客など、実に多彩な顔ぶれがそろっていました。
スタート前にはチームごとに自己紹介タイムが設けられ、名札を持ち寄った参加者が趣味や好きなことについて語り合います。「初めまして!」という声があちこちから聞こえ、笑顔が絶えません。このひとときは、新しいつながりを生む貴重な機会となりました。
ジョギング×ゴミ拾い=プロギングの魅力
プロギングは単なるゴミ拾いではなく、楽しみながら環境に貢献できる新しいスタイルのフィットネスです。走りながら、仲間と声を掛け合い、ハイタッチを交わしつつ活動を進める中で、心と体が爽快感に包まれるのが大きな魅力です。
「ゴミ拾いがこんなに楽しいなんて!」と驚く声が多く聞かれる中、特に県外からの参加者には、地元の方々から観光情報を教えてもらう場面も。気づけば街がきれいになり、仲間との一体感が生まれていました。
ゴミ拾いがもたらす達成感
実際に走り始めると、参加者たちは道ばたや歩道に目を凝らしながら、空き缶やペットボトル、廃材を次々と拾い上げていきます。
「あっ、空き缶があった!」
「この辺はペットボトルが多いね!」
そんな声が飛び交う中、親子連れの一組が、子どもが拾ったペットボトルを誇らしげに掲げていました。
「こんなにゴミが落ちているなんて驚きです。今日の活動で、少しでも街がきれいになれば嬉しいですね!」
普段の生活では目に入らないようなゴミが多く見つかり、小さな行動が地域にどれだけの変化をもたらすかを実感する時間となりました。
37kgのゴミが生み出す喜び
イベント終了時には、全員で拾い集めたゴミの総量が発表されました。その数、なんと37kg。空き缶やペットボトル、タバコの吸い殻、さらには壊れた傘まで、さまざまなゴミが集まりました。
「このゴミは突然現れたわけではありません。皆さんが一つひとつ拾った結果です。本当に素晴らしい成果です!」
プロギングジャパン会長・常田英一朗氏の声に続く参加者全員の拍手と笑顔は、達成感と充実感に満ちていました。ある男性参加者はこう語ります。
「普段から環境のことは気にしていましたが、こうしてみんなで活動すると、楽しみながら意識が高まりますね。」
仲間とつながり、地域と未来をつなぐ活動
このイベントは、単なるゴミ拾いの枠を超えた環境保護と健康促進、人と人をつなぐ新しい形の活動でした。参加者たちは、ただ街をきれいにするだけでなく、その行動が社会に与える影響を深く実感しているようでした。
イベント終了後、参加者からは「次回も参加したい!」「家族や友達も誘いたい」という声が多数寄せられ、プロギングの輪がさらに広がっていく兆しを感じさせました。
ポジティブな力で未来を変える
「ポジティブな力で足元から世界を変える」というプロギングのモットーが、那覇の街でしっかりと根付きました。この一日で交わされた無数の笑顔は、街の美しさだけでなく、参加者の心にも大きな変化をもたらしたことでしょう。
様々なスポーツの体験の場を創出することで沖縄県の目指す「スポーツアイランド沖縄」、アルペングループの創業から変わらない想い「スポーツをもっと身近に」という双方の実現に向け今後もスポーツを軸とした素敵なイベントは定期的に開催されていくようです。
そして次回のプロギングイベントがどの街で開催されるのか――その時には、さらに多くの仲間が集い、より大きな変化を生み出すことが期待されます。
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