藤咲彩音(でんぱ組.inc)はマラソンが大好き!vol.1「何か自分に誇れるものを持ちたい!」
主にアニメ・漫画・ゲームに特化したコアなオタクの7人組ユニット「でんぱ組.inc(ディアステージ所属)」は、国内のLIVEでは日本武道館を満員にし、海外でも注目を集めワールドツアーを敢行するなど旋風を巻き起こしている。
今回は、メンバーの1人であるピンキー!こと『藤咲彩音』さんがフルマラソンに興味があるということで、話を伺ってみた。
――いつから走り始めましたか。
藤咲:小学1年生の時に校内の持久走大会でビリッケツだったんですよね。それから走り方を覚え始めて、小学4年生の頃に3位になると嬉しかったですよね。中学生になると1㎞をよく走るようになり、走ることが楽しくなってきましたよ。学校の外周を走っている子に紛れて自分も走っていましたよね。
――何部に所属していたんですか。
藤咲:科学技術部でした(笑)。
――あれ、科学技術部ですか。
藤咲:(笑)。本当は陸上部やダンス部に入りたかったんですが学校になかったんですよね。両親の影響で1歳からコスプレをしていまして、土日にコスプレのイべントがあるのでそちらを優先するために平日のみに活動がある不思議な科学技術部に入ると、男の子だらけでしたが部長になってしまいました(笑)。
高校の時も走るのが好きでしたが、好き止まりだったんですよね。このお仕事を始めたのが高校1年生の時の冬でして、気分転換をしようと走ってみると気分がスッキリしたんですよね。
お仕事をしていますと、自分と向き合える時間をなかなか持てなくて、走る時間は自分にとってかなり貴重でしたね。走っていると「何か自分に誇れるものを持ちたい!」と思い、2015年の始めにホノルルマラソン大会に出てみようと思うようになりました。
――走り始めて、どうでしたか。
藤咲:元々、LIVEでは2時間半ぶっ通しでやったりして体力には自信がある方で、LIVE自体がジャンプをして走ってということを繰り返し行っていくので、持久力はありました。
フルマラソンは持久力もそうですが、耐久性が必要だなと思っていまして、42.195kmをどれだけ速く走れるか耐えられるかだと思うので、走ることにより耐久性が付いたと思いますね。それと、自分の身体について、よく分かるようになりましたよね。
――例えば、どういったことになりますか。
藤咲:LIVEをしていると、肩や膝が少し痛くなることがあったんですよね。マラソンをやるようになって、走り方を覚えるに連れて、どのような動きをすると身体に負担がかかるのかが分かるようになりました。
この動きだと負荷がかかるから傷める原因となり、この動きであれば問題ないから大丈夫、というように自分の身体について理解をするようになり、LIVEの時にも生かせるようになってきました。
――走ること以外にトレーニングをしていますか。
藤咲:体幹トレーンングを、LIVE前やレッスン中にやるようにしていますね。皆が集まってやる時に、他の人達よりも倍やるようにしています。逆立ちもしていますね(笑)。
イベント時に何か公約をして欲しいと言われまして、「自分は何かに打ち勝ちたい!自分を変えたい!」と思っていて、「ホノルルマラソンに出たい!」と言ったのがきっかけとなりましたね。それでホノルルではなく、まず2016年10月にメルボルンマラソンに出ましたね。
――なぜメルボルンマラソンに出場したのですか。
藤咲:公約したことにより、マラソンに興味があるということが伝わり、知り合いの方に誘われたのがメルボルンマラソンだったんですよね。以降、体を動かす仕事が増えてきましたよね。
――どのような練習をしましたか。
藤咲:半年間、週に1度皇居を3、4周を走りましたね。20㎞以上を初めて走ったのがメルボルンマラソンとなりました。
スタート時間が朝早くて15㎞位までずっと眠くて、古川未鈴ちゃんが「ピンキー!」って応援してくれていることに気付いて、「やばい!起きなきゃ!」と思って目が覚めて走りました(笑)。
それで20㎞を過ぎてからヤバイゾーンに入り、24㎞位になると死神が現れて「お前をゴールには行かせん!」みたいな感覚に陥ってしまい、足が慣れていなく鉛のように重くなって「どうしよう!」と思いましたね(笑)。吸水時に一度止まると、そこから動き出すのが物凄く辛かったですが、何とかゴールをしました。
――疲れは残りましたか。
藤咲:翌日に撮影がありまして、腰回りガチガチでヤバイと思いましたが歩いたら血行が良くなりどうにか大丈夫でしたね(笑)。
今年のベルリンマラソンの時は膝を故障していましたが、死神は出てこなかったですし、楽勝で翌日の筋肉痛などもなかったですね。まだ走れますけど?みたいな感じでしたね(笑)。
――海外で走る楽しさを味わいましたか。
藤咲:オーストラリアとドイツの街並みが物凄く綺麗でワクワクしかなかったですよね(笑)。マラソンをしながら観光をしていました。
――沿道の雰囲気はどうでしたか。
藤咲:道自体が広く、子供達が多くてグミを手渡ししてくれた子がめちゃめちゃ可愛くて温かみを感じましたね。
今年の11月に富士山マラソンで10㎞走りましたが、2回登ったことがある富士山をバックに走っているのに物凄く感動をしました。
吸水ポイントに饅頭があって水分が欲しくなってしまうなと思いましたし、日本ならではなんでしょうね(笑)。海外では、有り得なかったですし(笑)。
vol.2
に続く。
【でんぱ組.inc OFFICIAL SITE】
http://dempagumi.tokyo/
【藤咲彩音 公式Twitter】
https://twitter.com/pinky_neko
【藤咲彩音出演情報】
『ギア-GEAR-』East Version
公演日:2018/1/5(金)~2018/2/26(月)
http://l-tike.com/play/mevent/?mid=311583
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