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outdoor2018.09.27

アルペンアウトドアーズ(Alpen Outdoors)大石店長に聞く、キャンプのイロハ 第2回「キャンプのマストアイテム!テントを知ろう編」

[キャンプのイロハ 第1回は こちら ]

ここ数年グンと伸びてきたアウトドア人気。「最近始めました」「これから始めたいんだけれど、実際のところどうなの?」なんて関心を持っている人も多いのではないでしょうか?

前回から始まった、アウトドアの中でも特に注目度の高い「キャンプ」についてのイロハ。

第2回は「キャンプのマストアイテム!テントを知ろう編」ということで、テントの種類からトレンド、テントの選び方に至るまでのポイントを、アルペンアウトドアーズの大石店長にお伺いしました。


――テントには、どんな種類がありますか?

次回(第3回)のテーマでお話しするタープとも内容が絡んできてしまうのですが、大きく分けるとすると、2種類に分けられます。ひとつは、寝るためだけのいわゆるテント単体と、リビングと寝室に分かれた2ルームタイプのテントです。

――テント単体で見た場合、どんな種類がありますか?

ポールを中に通してフレーム(=骨組み)を作って立てる、というのがテントの基本になります。ドーム型やカマボコ型などさまざまなカタチがありますが、このタイプのテントがいちばん多いです。

フレームとフレームが重なる場所が多いほど、ねじれや風に対して本体が強くなります。構造は複雑になるけれど強くなる、というわけですね。そのかわり、部品も多く使うのでコストも高くなります。

逆に、フレームが重なる場所が少ないほど簡単に立てられますが、強度も弱くなります。どのような場所でキャンプをするかによって選び方が変わるので「頑丈なもの=ベスト」と一概には言えませんが、簡単に説明すると「複雑なほど頑丈、でも値段は高くなっちゃうよ」ということです。

――ネイティブアメリカンのお家のような、ティピータイプのテントもよく見かけるようになりましたが。

ワンポールテントですね。ポールを1本立てるだけでテントが張れてしまう、今流行のスタイルです。ただしポール1本では自立しないので、周りにペグを打ち、ロープをしっかり張って立てる必要があります。フレームで立てるテントに比べるとロープを張る技術が必要になってくるため、キレイに張ろうと思うほど、ロープの向きや引っ張り方を考えなければいけません。


――キャンプ初心者なら、どのタイプのテントから始めた方がいいですか?

フレームが入った、従来タイプのテントから始める方がオススメです。

ポールを立てるテントは周りにペグを打たないと立てないので、地面が固かったり頑丈なペグがないと立てられません。ロープを張るのに距離も必要です。

また、キャンプ場でどのくらいのサイズの区画が割り当てられるのかによって張れる張れないが影響してきますから、場所も考えなければならないでしょう。

しかしフレーム式のものは、ペグは刺すものの、なくても自立はするのでテント分の敷地があれば立てることができます。フレーム式をオススメするのは、場所選びや地面の様子を考えなくても簡単に立てることができるという理由からです。

――素材面は?

まずフレームから説明しますと、グラスファイバー製かアルミ製か、大きく2つに分けられます。グラスファイバーは、安価に生産できるので低価格のテントによく使われる素材です。しかし強風が吹くと、しなりすぎてしまうというデメリットがあります。強度を求めるのであれば、アルミ製のほうが軽くて強いのでオススメです。ただし、そのぶんお値段も上がります。

次にテントの生地ですが、主流はポリエステル素材になります。みなさん防水性・撥水性というのを気にされますが、表面の加工というのはあくまで加工。日々の紫外線でも劣化していってしまいますので、なによりもまずは生地そのものから選んでもらうほうがいいです。

生地の厚みは、デニールという単位で表示されます。例えば150Dと200Dだと、200Dのほうが生地が厚い。厚くなるほど耐久性も上がるので、特に床部分に使う素材はデニールのが大きいものを選んだほうが破れにくいですね。メーカーのカタログやパッケージに表記してあるので、数字も見ながら選ぶことをオススメします。

ポリエステル素材の他にもポリコットン(=T/C:テトロンコットン)素材の人気が急上昇していますが、そちらは次回、タープの記事でお話ししましょう。


――どんな色が人気ですか?

今はナチュラル志向なので、ベージュやサンドカラー、アーミーカラーなど落ち着いたカラーが多いです。なかには赤など目立つ色を選ぶ上級者の方も一部いらっしゃいますが、基本的には自然の中に溶け込むカラーが人気となっています。

――来年もナチュラル人気は続きそうですか?

来年もそうなるでしょう。各メーカーさんもナチュラル傾向で出しています。

あと、キャンプだけでなく日常のインテリアとしても使う方が増えてきているので、飽きのこない、長く使える、という意味ではベーシックなカラーが合うのではないかと思います。


第3回 につづく


 

■プロフィール

アルペンアウトドアーズ春日井店 店長

大石 真史

学生時代は自転車で野宿をしながら旅をしたり、スキューバやパラグライダーのライセンス取得などアウトドア好きが高じて株式会社アルペンに入社。全国屈指のキャンプ専門店の店長をつとめる傍ら、自らも年間40〜50日キャンプを楽しみ、そこで得た経験や情報をお客様に提供している。


 

■取材場所

アルペンアウトドアーズ春日井店

160ブランド5万点以上、日本最大級の品揃えである体験型アウトドアショップ。メジャーブランドはもちろん、ガレージブランドの商品が豊富なのも特徴のひとつ。休日イベントだけでなく、平日にご来店される小さなお子様連れのお客様向けのワークショップやマルシェ等も企画中。

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