アシックス 軟式野球バット2020最新モデルをレビュー | レガートゼロ編

各メーカーの新作バットをインプレッション！
今回は、アシックス レガートゼロ（2020年8月11日発売予定）をご紹介します。
→ アシックス レガートゼロはアルペングループオンラインストアでは予約受付中です（7月27日現在 ）

■アシックス レガートゼロ




全く新しい、次世代の高反発バット。今回の試打会の中でも大注目のバットの１つです。
バットの先端にある空気穴にポンプで空気を注入し、衝撃の強度（投球速度+スイング速度）によって最適な硬度に空気圧を調整します。
空気ならではの高い復元力で、強烈にボールを押し出すのが特徴です。



――アシックス レガートゼロを亀田さんがインプレッション！

・飛距離
飛距離は、自分の思った感じよりも飛んでいるような感覚でしたね。「飛んでいないかな？」と思っていても、打球が伸びているような感じがありました。
しっかりと捉えることができれば、打った感触よりも打球は飛んでくれます。

・打感
今までと本当にまったく違う打感で、結構硬い打感にはなるんですけれど、ボールとボールというか、空洞のものと空洞のものが当たっているような、風船と風船がパーンと弾くような。硬いんですけれど不思議な打感でした。ポコンポコンという感じで、今まで打ってきたバットの感触とは全くの別物ですね。

・初速
初速はかなり速いと思います。当たった瞬間の弾きというところは、やっぱり他のウレタンよりも復元力が空気の方が強いので、当たった瞬間にバットが仕事をしてくれる。球が勝手に出て行くような感じです。



・振り抜きやすさ
振り抜きは、結構トップバランスなので、ヘッドを効かせたい方とかにはオススメかなと思います。
ただ、重さは725gで軽いバットになるんですが、トップミドルバランスとレガゼロは相性が良く感じました。全力でスイングしなくても反発力が高く飛距離が出てくれるので、トップミドルバランスが扱いやすさとヘッドの走りをサポートしてくれます。

・打音
音はパンッみたいな、破裂音にも似た音ですね。バットらしからぬ音というか。
音に対して、自分の感覚よりも飛んでいるので、音と飛距離が比例しない感じはあります。

・どんな人にオススメか
ラインに入れる方、ボールのラインにしっかりバットを入れて乗せて行くような打ち方をする方にはかなりいいかなと思います。
変化球とかを低めで拾ったりするような打ち方をした時には、かなり効果が出るのではないでしょうか。

次回は、ディマリニ K-POINTをご紹介します。どうぞお楽しみに！
→ K-POINTのレビューを読む


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