ディマリニ 軟式野球バット2020最新モデルをレビュー | K-POINT編

各メーカーの新作バットをインプレッション！
今回は、ディマリニ K-POINTをご紹介します。

■ディマリニ K-POINT




従来のハーフ＆ハーフ構造から一新され、テーパー部から打球部にかけて1本の滑らかな形状になったことで、スイングバランスが改善した耐久性の高い硬質ウレタンバット。ウレタンの最厚部分はSSKのMM18同様、18mmとなっています。
振りやすくなったことで、定評のあった高い反発力と併せて更に飛ぶバットになりました。



 ――ディマリニ K-POINTを岩井さんがインプレッション！

・飛距離
打った感じよりも、飛距離は出ているのかなと思いました。
伸び感は、K-POINTが一番。伸びてるなぁと最も感じたのはこのバットですね。

・打感
バットが硬質ウレタンでちょっと硬め。普通のウレタンはちょっと苦手…という方でも打感はしっかりあると思うので、オススメできるかなと思います。
前作が結構「しなりを使って打つ」というタイプだったんですけれど、それよりもしなり自体は抑えられていると思うので、逆にスイングスピードのある人にも使いやすいのかな、と感じました。

・初速
速さはめちゃめちゃ速い！というわけではないんですけれど、速くなくても最後伸びていってくれるので、飛距離は出るかなと思います。



・振り抜きやすさ
前作はバットの途中からボコッと大きな形状になっていたんですけれど、今回はその部分がなくなり、スリムアップしてスッキリした1本の滑らかなバットになりました。それで振り抜きが良くなって、結果、飛距離が出るバットになっているのかなと思います。

・打音
ウレタン特有の「ボコッ」というような感じですね。音と球の飛距離が合っていない感じがするんですが、いい意味で打感も含めて自分が打った感じより飛距離が出るなという感覚があります。

・どんな人にオススメか
パワーヒッターとかある程度距離を出したい人に、硬質ウレタンのK-POINTはいいなと思います。
また、今までウレタンは柔らかすぎて苦手だった人でも、硬くなっているので、打感をしっかり感じられるのではないでしょうか。
プラスしてしなりも使えるので、「ちょっとスイングスピードが落ちてきたな」という人も、バットのしなりを使って距離を出すことができるバットになっているかなと思います。

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