SSK 軟式野球バット2020最新モデルをレビュー | MM18編
ミズノ、ZETTに続き、各メーカーの新作バットをインプレッション!
今回は、SSK MM18をご紹介します。(この取材は2020年2月下旬に行われました)
■SSK MM18
ウレタンの厚み=飛距離。
現在、業界で最厚レベルの18mmウレタンフォームを搭載したバットです。ウレタンの厚みこそが最も飛ぶ根拠であり、商品名でも主張しています。
さらにウレタンは高反発素材を採用。しっかり弾き返す復元力で芯部分での反発係数が上がり、それが飛距離につながっています。
――SSK MM18を四宮さんがインプレッション!
・飛距離
飛ぶか飛ばないかで言うと、飛びます。手応えも十分ありますし、打った感触もウレタンとは思えないくらい硬めに感じましたので、飛距離は結構出るバットだと思います。
・打感
2020年モデルはウレタンも変えたということで、ウレタンらしくない硬さといいますか、金属に近いウレタンの硬さで手応えもしっかりありました。当たった感触と飛距離が比例するバットだと思います。
断面図を見せてもらったんですけれど、商品名の「18」と言うのがウレタンの厚さだそうです。断面図を見ると、トップから150mm下の部分がウレタン厚18mmと結構分厚くなっているので、しっかりこのあたりに当てていただければ手応えも感じられるのではないでしょうか。
・初速
初速もフォームも、やはり打感があるぶん、他のバットに引けを取らないんじゃないかと思います。
・振り抜きやすさ
振り抜きもトップバランスということで、例えて言うならヒモの先に丸いボールをつけて遠心力で飛ばすようなイメージなので、力のある方やブンって振るタイプの方に向いていると思います。遠心力で飛ばせるバットですね。
力のない方はちょっと難しいかもしれないですけれど、力のある方はもちろん、これから中・長距離バッターになりたい方にもぴったりのバットだと感じました。
・打音
「ボコッ」という感じよりは、金属に似たような感じで、しっかりと打音はあります。打ちごたえがある感じです。音と飛距離が比例するので気持ち良さがあります。今までみたいに当たったか当たっていないかよく分からないような、ウレタンの「ボコッ」というような感じではなく、しっかりと当たって飛んだなという感じのバットです。
・どんな人にオススメか
中長距離バッター向けだと思うので、野球を始めたばっかりという人よりは、これからどんどん3番、4番を目指していくバッターなど、力のある方に向いているバットだと思います。
次回は最終回! ローリングス ハイパーマッハAirチタンをご紹介します。どうぞお楽しみに!
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