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baseball2021.04.23

ディマリニ 軟式野球バット2021最新モデルをレビュー | K-POINT編

アルペングループ恒例の軟式野球バット2021年モデル試打会で検証した、6メーカー・8種類の新作バットのレビュー。

ラストとなる8本目のバットは、K-POINTです!

これまでに紹介した7本のバットのレビューもぜひ参考にして、比べてみてくださいね。


■ディマリニ K-POINT

従来のハーフ&ハーフ構造から一新され、テーパー部から打球部にかけて1本の滑らかな形状になったことで、スイングバランスが改善した耐久性の高い硬質ウレタンバット。

ヘッドが効いていて遠心力が働き、振り易くなったことで、定評のあった高い反発力と併せて更に飛ぶバットになりました。

【おすすめタイプ:上級者パワーヒッター / 飛距離最優先】


――ディマリニ K-POINTを高山さんがレビュー!

【高山さんのプロフィール】

・元プロ野球選手 韓国LGツインズ

僕はライナー系ですね。ラインドライブの打球で、いちばん多かったのは左中間の二塁打です。その延長線上でホームランという感じでした。

ある程度ヘッドが効くバットが好みなので、今の軟式バットでいうと、K-POINTをはじめとするウレタン系がいいですね。


・飛距離

距離を出すには、軟式はウレタン系の柔らかいバットになりますが、K-POINTは最上級クラスといいますか、「飛ばす」バットの代表的な1本だと思います。打った感触よりも飛距離が出ていると感じました。


・打感

打感も良かったです。ウレタン系のバットというのは、「打てるけれど打感が良くない」と結構言われているなか、K-POINTは硬めでしっかり打感を感じることができます。


・初速

初速は決して速い方ではありませんが、最後にしっかり伸びていってくれるので飛距離も出ましたね。


・振り抜き易さ

振り抜き易さは、硬くなったぶん、飛ばす方にとっては非常にいいバランスになったと思います。 


・打音

音も良かったです。違和感もありませんでした。芯が硬くなって、より本格派仕様になったかなと思います。


・どんな人におすすめか

やはり「フェンスオーバーして飛ばしたい」という方におすすめしたいですね。

もしくは、ホームランまでは打てないけれど、しっかりライナーの打球を飛ばしたい人には最適な1本だと思います。振り抜き易さも兼ね備えているバットなので。

以上、6回にわたってお届けした、8本の軟式野球バット2021年モデルレビュー。

アルペングループの各店舗には、今回参加してくれた試打会メンバーのほか、野球に精通したスタッフが在籍しています。どうぞお気軽にご相談くださいね!
 


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