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running2019.01.04

箱根駅伝2019総括、ナイキシューズの躍進を分析

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東海大学が初優勝の中、ナイキ旋風吹き荒れる
さて、2019年箱根駅伝は、まさに波乱の展開であった。青山学院大学は、4区、5区の誤算もあって、まさかの5連覇ならず、そして、こちらもまさかの我(著者:藤原岳久)が母校、東海大学が8区で逆転し嬉しい総合初優勝となった。
しかし、往路優勝が東洋大学、復路優勝が青山学院大学、そして総合優勝が東海大学と、3部門を違う大学が獲得するというのも波乱の大会だったことを物語っている。

さて、今回は、95回記念大会ということで通常大会より2校多い23チーム、230人のランナーが新春の箱根駅伝を走り抜けたのだが、その足元を見ると2018年にも増して今年の箱根駅伝では、ナイキ旋風が吹き荒れた。
3位のナイキサポート大学 東洋大学は、もちろん10人全員がナイキ着用にて出走したが、とくに優勝した東海大学はじめ、国士館大学や東京国際大学では、ウエアサポートブランドではないにも関わらず、それぞれ7人、8人、9人と大量にナイキ着用を選んだ。
これこそ、今大会を象徴している出来事で、多くのランナーが“1秒でも速く走りたい、ライバルに勝ちたい”ということで、ナイキを選んだのだ。
その主役は今年も「ズームヴェイパーフライ4%」、それもアップデイトされたフライニットバージョンであった。それも、カラーニングは、年始に合わせて12/20に発売されたEKIDEN PACKのカラーが目立った。
 

2018年世界主要大会でナイキ旋風
選手が履きたいと思うのも無理はない。とにかく、「ズームヴェイパーフライ4%」は、2018年の世界の主要レースで、その着用選手が勝ち続けた。ナイキの選手が露出しないレースは無い状況で、もはや、国内ではなく、世界に目を向けたランナーであれば、当然、“ 私も履いてみたい ”もしくは“ 履かないと遅れてしまう ”かもしれないという、ある種の危機感すらあるのかもしれない。
これはシニア選手も同じ。日本人ランナーでも、かつては他のブランドを履いていたのに、ズームヴェイパーフライ4%を履いているランナーは、かなりいる。北海道マラソン優勝の鈴木亜由子選手、ベルリンマラソンを走った日清食品の佐藤祐基選手など、危機感と興味心が背中を押したのではないだろうか。
ヨーロッパ選手権マラソンでは、某社のアッパーに、ヴェイパーフライのソールを付けた選手が優勝するという珍事がおきた。そう、この厚底旋風は、世界的な潮流なのだ。


2019年の箱根駅伝シューズ着用率速報



それもあって、今年の箱根駅伝では、とにかくナイキシェアがさらに伸長した。この傾向は、その直前の高校駅伝、ニューイヤー駅伝でも見られたので驚くことでない。しかし、ここまで選手が、今までの固定観念を捨て、世界のトップランナーと同じシューズを履くというマインドに変わるとはビックリだ。
そうでなければ、2018年58名であった着用者が、記念大会もあり人数も増えたが、230名中95名、100名弱が着用といったすごい状況にはなり得ない。全体の41.3%とシェア1位であった昨年の27.6%から跳ね上がった。
 

2019年各区間1~3位までの選手着用シューズブランド


※5区区間2位のみズームストリーク6
 

その中でも、圧倒的な着用率は、「ズームヴェイパーフライ4%」、そのアップデイト版「ズームヴェイパーフライ4%フラニット」であった。今回、ナイキ着用選手95名中、88名、全ランナーの40%弱、また区間1位から3位内30人中17人、約6割が、それらを履くという圧倒的シェア率を誇ったのだ。
 

何故選手がズームヴェイパーフライ4%を選ぶのか?
そして、彼らは、速く走れる道具をしっかり乗りこなし結果を出した。区間賞に限って言えば、10区間中7区間でズームヴェイパーフライを履いた選手が獲得している。
つまり、単純に、速く走れるというより、体の使い方=フォームの動作性が優れたアスリートが履いたことで、多くのランナーが好成績をおさめたのだ。そして、シューズも、優れていた彼らの動作・能力に、うまく反応・共鳴した。ランナーの優れた能力を引き出すシューズということであれば、誰もが履きたくなるのは当然のことだ。
 

市民ランナーよ、固定観念を捨てよ!
また市民ランナーのみなさんでも、すでに「ズームヴェイパーフライシリーズ」や「ズームフライシリーズ」をすでに購入済みの方も多いのではないか。
それは、アスリートが履いて結果を出しているし、周りのランナーでも結果を出しているし、では自分も履きたい、履いてみたい、という強い志向からであろう。
しかし、市民ランナーは必ずしもアスリートのように、うまく行くケースばかりではないかもしれない。それは、私も含めて、アスリートと比べると、速さだけでなくて、体の使い方に改善点があるランナーが多く、簡単に言えば“履きやすい”と単純に思えるか?その差ではなかろうか。

では、市民ランナーもうまく使えるように慣れればいい、それだけ、簡単なことだ。そして、そのうまく使えるようになるプロセスは、ランニングをはじめた頃に皆さんが感じた、だんだんと距離、時間が走れるようになった、あの喜び、達成感を再び感じることになるのかもしれない。まず、我々もアスリートがそうだったようにマインドを、固定概念を切り替えるときだ。厚底、薄底、履きこなせない、履きやすいとか、そういった価値観を一端リセットしてみるべきだ。

それこそ「履きこなせない」という要素を避け、自分の課題に目をつむらず、慣れるようにしてみる。そして、「履きこなせない」が「履きやすい」に変わるプロセスで、あなたのランニングフォームは確実にインプルーブされ、アスリートとその価値観を共有できることになるのだ。
 

ヴェイパーフライ4%フライニットにこだわるな
みなさんも箱根駅伝を見て、選手着用モデルと同じ「ヴェイパーフライ4%フライニット」を購入したいと思ったであろう。でも私はそれにこだわる必要がないと多くの方に言っている。
耐久性とその費用対効果を考えたとき、断然「ズームフライ フライニット」だ。
箱根駅伝を走ったランナーも、レース中は、“ヴェイパー“だったが、その中の多くが、レース前、トレーニングでは、ズームフライ フライニットの方を使用している。
もちろん、ここで言うトレーニングは、レースに準じたペースのトレーニングであるべきで、比較的にゆっくりのペースであれば、それはトレーニングシューズであるズームペガサス35が適任であることは言うまでもない。E・キプチョゲだって同じだ。それは忘れるべきではない。

コストパフォーマンスの観点から、その完成度かつ17,280円と価格のバランスのいい、トレーニングからフルに活用できる、「ズームフライ フライニット」を最初の選択肢にすべきだ。


写真:ズームフライ フライニット

さて、EKIDEN PACKカラーでは、「ヴェイパーフライ4%フライニット」、「ズームフライ フライニット」はまったく同じカラーで発売され、どちらもフライニットアッパーでなかなか簡単には見分けがつかない。
違いはいくつかあるが、「ズームヴェイパーフライ4%フライニット」はナイキのスウッシュ下部の半円がミッドソールにはみ出て完全な形でプリントされ、「ズームフライ フライニット」は、ミッドソール部分はスウッシュが欠けてプリントがない、ミッドソールを水平線に例えるならば、スウッシュがまさに“日の出”状態になっている。
 
さあ、“日の出”ランナーたちよ、是非あなたの「ズームフライ フライニット」を使いこなして、それをあなたのお気に入りのレースシューズにまずしよう。そして、レースで、ヴェイパーフライを履いているランナーを見つけたら、彼らを追い抜いていけ。それは、ある種の快感になるであろう。
何故ならそれは、ズームフライがヴェイパーフライを履きこなすことで打ち負かすということに他ならないからだ。
争奪戦で購入しただけで安心している、そんなランナーたちを、シューズ使いこなしていることで、あなたが打ち負かすことはありえる。それぐらいのスペックが「ズームフライ フライニット」には十分あるのだ。
 
何度も言うが、購入しただけ、で速く走れるなんて道具はない。また、もし仮にそうだとしても、それで楽しいのは一瞬だ。
もう一度、言いたい。「ズームヴェイパーフライ4%」にこだわるな、「ズームフライ フライニット」は、それに今まで最も近い存在のレーシングシューズなのだから。まず、手に入れるべきはこちらだ。



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